1925年、パリで開催された万国装飾美術博覧会によって、世界的な流行を見せたアール・デコ。西尾家住宅(旧西尾類蔵邸)は1919年の創建ですから、世界に先駆けて当時最先端の意匠を取り入れたことに。
- アール・デコの意匠によく見られる、縦長の窓が幾何学的に配置されています
- 木製のドア下部には波形の銅の保護板が。青銅色が年月の重みを感じさせます
- テラス部分に貼られたタイルもアール・デコの流れを汲むデザインに
- お屋敷の顔であるエントランス上部には、貴重な化粧石が何種類も使われています
- 石畳を八角形にデザインしたのも、幾何学様式に凝ったアール・デコの特徴